高齢の親が倒れてしまい、

サポートや介護が必要な状態に

なってしまった時に・・・

 

親の面倒は誰が見るのか?」

 

「親の介護は誰がするのか?」

 

そういった事で

兄弟や姉妹でもめてしまう事が

とっても多いんです!

 

そこで実際に、

親の面倒を見たり介護をするのは

子どもに義務があるの?

 

法律にはどうなの??

 

という事に関して、

詳しくお伝えします!

 

親の面倒や介護・・・

子どもに親の面倒を見る義務がある?

 

親が高齢になり

子ども達が面倒を見たり

介護をしなければならない

状態になってきてしまった。

 

こういう時は、やはり子ども達が

高齢の親の面倒を見なければ

ならないの??

 

また、兄弟の中でも長男や長女が

責任を持って親の面倒を見る義務が

あるんじゃないの?

 

そんな風に疑問を抱いている方も

多いのではないでしょうか?

 

そこで、そういった高齢や病気などで

介護やサポートがが必要な親の面倒は

誰が見るべきなのかについて・・・

 

法律上の取り決めについて

詳しく見てゆきましょう!

 

親の介護は法律上の義務?

親の介護を規定する法律とは?

 

まず、そもそも

子どもが親の食事の面倒を見たり

オムツを替えたりするなどの、

直接的な介護に関しての法律的な

取り決めというのは存在していません。

 

では、

親が明らかにサポートや介護が

必要な状態と分かっているのに

何の対策を講じる事なく放置しても

いいのか?といえば・・・

 

もちろん、

そういった場合に放置すれば

最悪、罪に問われてしまう

可能性もあります。

 

では実際的に

どういった法律で取り締まられて

しまうのかといえば・・・

 

介護の民法上の規定は?

 

民法上の親の面倒・介護に関する

法律としては・・・

 

第八百七十七条
(扶養義務者)

1.直系血族及び兄弟姉妹は、

互いに扶養をする義務がある。
2. 家庭裁判所は、

特別の事情があるときは、

前項に規定する場合のほか、

三親等内の親族間においても

扶養の義務を負わせることができる。

 

3 前項の規定による審判があった後

事情に変更を生じたときは、家庭裁判所は、

その審判を取り消すことができる。

 

第八百七十八条
(扶養の順位)

扶養をする義務のある者が

数人ある場合において、

扶養をすべき者の順序について、

当事者間に協議が調わないとき、

又は協議をすることができないときは、

家庭裁判所が、これを定める。
扶養を受ける権利のある者が

数人ある場合において、扶養義務者の資力が

その全員を扶養するのに足りないときの

扶養を受けるべき者の順序についても、

同様とする。

 

第八百七十九条
(扶養の程度又は方法)

扶養の程度又は方法について、

当事者間に協議が調わないとき、

又は協議をすることができないときは、

扶養権利者の需要、扶養義務者の資力

その他一切の事情を考慮して、

家庭裁判所が、これを定める。

 

出典・参考:http://elaws.e-gov.go.jp

 

このように、

『扶養』に関する条文が適用されます。

ざっくりといえば、

直系血族(親・祖父母・子・孫など)と

兄弟・姉妹はお互いを養う義務がある。

 

また特別な事情があれば、

家庭裁判所が三親等以内の

親族間でも(おじ・おば・甥・姪等)

扶養義務を負わせることができる

というような内容です。

 

さらに夫婦間でも・・・

 

第七百五十二条
(同居、協力及び扶助の義務)

夫婦は同居し、互いに協力し
扶助しなければならない。

出典・参考:http://elaws.e-gov.go.jp

 

こういった条文があるので

夫婦・配偶者間でも相互扶助

扶養しあうべき関係であると

規定されています。

 

また、

この夫婦間の相互扶助に関連して

嫁や婿は義理の両親である姑舅の

扶養義務があるかといえば・・・

 

実は、夫婦はお互いに扶養し合う

義務があっても、その義両親を

扶養する義務までは無いとされています。

 

つまり、家を継ぐ長男の嫁であっても

義理の両親を介護や経済的な援助

扶養する義務は無いんです!!

 

⇒親の面倒を見た長男の嫁の後悔とは?

 

あくまで、

両親を扶養する義務が課せられて

いるのは実の子ども達だけです。

 

実際の扶養義務範囲は

こちらの図を参考にして下さい↓

出典:http://www.town.org.gunma.jp

法律上の『扶養』は金銭面での援助

 

そして、

こういった民法上の『扶養』は

あくまで資金面での援助であり、

直接的な介護や面倒を見る義務までは

規定されていません。

 

さらに、扶養義務者に

扶養する経済的余裕がないと

認められれば・・・

 

扶養義務は免除されるというのが

一般的な解釈です。

 

まずは、

自分の生活水準を維持する事を

優先する事が認められて

いるからです。

 

生活保護法上の規定は?

 

ですが、生活保護法の規定において

扶養義務者の扶養及び他の法律に

定める扶助は、生活保護に保護に

優先して行われるという規定も

存在しています。

 

 

生活保護法 第四条

1 保護は、生活に困窮する者が、

その利用し得る資産、能力その他

あらゆるものを、その最低限度の

生活の維持のために活用することを

要件として行われる。

 

2 民法(明治二十九年法律第八十九号)に

定める扶養義務者の扶養及び他の法律に

定める扶助は、すべてこの法律による

保護に優先して行われるものとする。

 

ですので、

親が介護や経済的サポートが

必要な状態と分かっていながら

放置したり・・・

 

経済的に十分余裕があり

親を扶養できるのに、

親の介護や面倒を放棄して

しまった場合は・・・

 

刑法上の罪に問われてしまう場合も

ありますので注意が必要です!

 

親の面倒・介護と刑法上の規定

 

例えば、

同居しながらもほとんど会話も無く

暮らしているので、高齢の親がどういった

健康状態・経済状態かあえて把握していない。

 

若い頃にひどい仕打ちを受けて

音信不通・絶縁状態にある

親であっても・・・

 

もし、親戚などからの連絡や

市区町村からの生活保護の扶養調査等で

親や親族の生活困窮を知っており

扶養できる状況にあったのに放置。

 

そういった場合には、

刑法上の保護責任者遺棄罪や

過失致死罪に問われてしまう

可能性もあります。

 

第二百十八条
(保護責任者遺棄等)

老年者、幼年者、

身体障害者又は病者を保護する

責任のある者がこれらの者を遺棄し、

又はその生存に必要な保護を

しなかったときは、三月以上五年以下の

懲役に処する。

 

第二百十条
(過失致死)

過失により人を死亡させた者は、

五十万円以下の罰金に処する。

出典・参考 http://elaws.e-gov.go.jp/

 

こういった、

刑法上の罪に問われるのは

よっぽど悪質な場合ですが・・・

 

どのような親や親族であっても

自分に経済的な余裕があれば、

最低限度の扶養を行う義務が

あるという事なんです。

親の面倒は誰が見るべき?

法律上では親の面倒は誰が見るべき?

 

さらにこういった、

高齢や病気などで介護や

経済的なサポートが必要な親の

扶養義務者は誰なのか?

 

という事に関して法律的には

「長男や長子だから」とか

「娘だから」とかの理由で

特に責任が増すという規定は

ありません。

 

それぞれ、兄弟や姉妹間であれば

平等に親の面倒を見る責任があります。

 

また、

特別な経済状況や生活状況で

サポートが必要な親の扶養を

できない場合は協議や家庭裁判所の

判断等で免除や減免などされる場合も

あります。

 

例えば同居する舅姑の介護で

実の親の介護の負担が難しいとか、

失業中で金銭的な援助が難しい等を

考慮してもらえるという事です。

 

ですが、

そういった理由が無い場合や

嘘の申告をして親の面倒や介護を

放棄することは法律的に

許されていません。

 

兄弟や親族で親の面倒を見るには?

 

でも、

兄弟や親戚はだれも親の介護を

手伝ってくれない・・・

 

親の介護を一人で負担していたら

自分の人生がダメになってしまう!

 

そういった場合には・・・

 

まずは、

扶養義務に関する法律に基づき

お互いに話し合いの場を設ける。

 

それでも協力が得られない場合は

弁護士の無料相談や家庭裁判所へ

調停を申し込むなどの対応をして

ゆくべきです。

 

家庭裁判所では、家事事件の内

「扶養請求調停」として取り扱われ

扶養請求や扶養責任の順序に関しても

決定してもらえます。

 

さらに、扶養請求に関して

親の介護を施設に全て任せた場合

親の介護費用がどのくらいかかるのか

具体的に把握しておく事も重要です。

 

介護保険制度を利用すれば

低額な料金で入居できる介護施設も

増えています。

 

ぜひ、

兄弟や親族間での扶養義務の

負担額がどのくらいになるか

無料の資料請求等してみると

良いですよ!

 

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