M42→Kアダプター改造



 ペンタックス純正のマウントアダプターKは定価¥1000でまだ現行品の便利な アクセサリーです。数多くのM42スクリューマウントレンズをKマウントボディに 装着出来ると言うことで非常に重宝するのですが、AUTO/MANUAL切り替え機構の無い オート絞りレンズの場合、開放状態から絞り復帰するためのピンを押してやらないと 実絞りになりません。


Takumar 105/2.8

AutoTakumar 105/2.8

SuperTakumar 105/2.8

SMC Takumar 105/2.8

 AutoTakumarは半自動絞りと呼ばれ、プレビューレバーをセットすると開放になり、 絞り連動ピンが押されると実絞りに戻り、再度レバーをセットするというもので、 マウントアダプターKを併用した時にこのレバーをセットしてしまうと取り外して ピンを押さない限り実絞りに戻ってくれません。

 そこで、この絞り連動ピンを押した状態にする押さえ機構を取り付けてみました。

 AutoTakumarやSuperTakumarは絞り連動ピンだけしか無いのでこのピンが押された 状態にさえすればOKですが、SMC Takumarも使えるようにするには絞り値をボディに 伝達するレバーや 正体不明の突起 (後日談:つんつんさんの話によると「開放絞り位置補正の突起」だそうです。) を考慮して作らないといけません。


 変な突起が高さ約1mm、このぶんは浮かせてやらないといけません。丁度厚さ1mmの プラ板があったのでサークルカッターで内径38mm〜外径44mmと内径42mm〜外径44mmの リング形状の部材を切り取ります。


 マウントアダプターKに接着し、外周がマウントアダプターKからはみ出す所や 内周がM42マウントと干渉する所をヤスリやハンドリューターを使って削ります。 かなりきわどいので現物合わせで何度も確認しながら作業すること3時間、完成です。


 プラ板そのままだと繰り返しの使用でピンによって削られてしまうためアロンアルファを 薄く表面に塗ってコーティング(笑)し、強化しておきます。


 マウント部に約2mm出っ張る訳ですがM37→Kアダプタ作成時にこれくらい出っ張っ てもメイン機材のLXとMZ−Sで大丈夫なのを確認済みなので適当に整えた後、 つや消し黒で塗装。

元のマウントアダプターKと今回改造したマウントアダプターK




AutoTakumar装着例






SuperTakumar装着例






SMC Takumar装着例





 ・・・うかつにもSuperTakumarとSMC Takumarの一番下の写真は絞り開放の状態 で撮影しちゃったのできちんと絞られている様子が解りませんね(笑)
 実際にはきちんとピンが押されて絞り込まれます。
 これ、金属製のリング2コあれば加工に苦労しないんですよね。東急ハンズで 金属板を購入して同時に加工をお願いして作ってもらうのがベストかもしれません。 きちんとした寸法取って作り直そうかと思いましたがお金がないのでひとまず今回 作成したものを壊れるまで使いましょう。

 M37→Kアダプタのようにスナップインフォーカスに出来るとベストですが内径 42mmで全然余裕が無く、事実上加工が無理です。screw world謹製のリングを併用 するのが良いかも知れないです。フォーカスエイドやスナップインフォーカスが 必要な場面で無限大は不要のはずですよね・・・着脱がすごく面倒ですが(^^;;;

 他社製の自動絞り機構付きM42レンズの場合これでOKかどうか不明です。 というのも、MamiyaSekor200/3.5しか他社製を持っていない&そのレンズすら どっかいっちゃった(笑)ので・・・


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