MX

ASAHI PENTAX MX SPECIFICATION
形式 TTL露出計内蔵35ミリ一眼レフカメラ
レンズマウント ペンタックスKマウント
交換レンズ Kマウント用交換レンズ
ファインダー 固定 銀コートペンタプリズムファインダー
ファインダー視野率 95%
ファインダー倍率 0.97倍
フォーカシングスクリーン 交換可能(8種類+LX用も露出補正併用で可)
シャッター 機械式布幕横走りフォーカルプレーンシャッター
シャッタースピード 機械式B,1秒〜1/1000秒
セルフタイマー 機械式約4秒〜10秒(始動はスタートボタン)
ミラー、絞り機構 クイックリターンミラー、自動絞り、プレビュー機構付き
シンクロ接点 FP、Xソケット(汎用2芯ストロボ接点付き)
巻き上げレバー 巻き上げ角162度、予備角20度、分割巻き上げ可能、巻き上げ表示付き
フィルムカウンター 裏蓋連動自動復元順算式
フィルム巻き戻し 底部の巻き戻しボタン及び巻き戻しクランプによる
露出計 前期:GPD、後期:SPD 開放中央重点測光
電源 1.5V銀電池G-13型2個(LR44/SR44で代用可能)
サイズ 135.5(W) x 82.5(H) x 49.5(D) mm
重量 495g

 小型軽量化を得意とするPENTAXの最初の試みがMXとMEの小型化とMシリーズレンズの小型化とされ、洗練された デザインと厳選された機能が根強い人気の機種。
 ほぼ同時に発売されたMEがAE専用なのに対し、MXは全てがマニュアルであり露出計LEDのオーバー/アンダー を目安に撮影者がシャッター速度/絞りを選択する。

 LX同様、ワインダーとモータードライブが別売されていたが外付けされたグリップに付いたレリーズによって シャッターを切らないと自動巻き上げしてくれない。そのためか流通数が少なくワインダー/モータードライブとも に中古市場でもあまり見かけないレアなアクセサリーである。

 ファインダースクリーンが交換できるのは良いがMX専用のファインダースクリーンは滅多に中古市場に出ないため 形状が同一のLX用を使用する事になる。但しLXはダイレクト測光のため透過率がまちまちのファインダースクリーン でも問題無いのだがMXはファインダーを通した所で測光するので露出補正が必要になる。個々のファインダースクリーン で透過率が違うため補正値は試写で得るしかないだろう。唯一、透過十字線タイプ(SD-11)はLX用のものがそのまま使用 出来るのだが視線を振った際の視差でピントを判断する特殊なスクリーンなのであまり有り難くない。(元々はMX用の アクセサリーだったが途中からMX/LX両用として、MXディスコン後はLX用アクセサリーとして存在していた。)

 MXの測光はGPDを使用したものとSPDを使用したものがありこの差違によって前期/後期と分類される。
 前期のMXはs/nが9で始まっているが後期は4とかがある。本体裏側の右肩に刻印があるかどうか、裏蓋のメモ ホルダーの形状と刻印の有無、またワインダー/モータードライブ接続部のキャップに刻印があるかどうかなど見分け方 はいくつかあるようだがカタログには両方の写真が確認出来るものもあり、同時期に混在していた模様。

 非常にコンパクトなボディだが絞り値の直読が出来たり、セルフレバーを逆に倒して絞りのプレビューが出来たり、 シャッター速度の最速が1/1000までしか無い事を我慢すればかなり優秀なカメラだと言えよう。中古業者が海外輸出された MXを大量に買い戻したとの噂で一時期よりも中古でよく見かけるようになった。

 あまりオススメ出来ない裏技として巻き上げ後にレンズを外してミラーを軽く上に押しながらレリーズボタンをごく 微量押し込むとミラーだけ上がってミラーアップになるという特徴がある。(個体によってはチャージ後にシャッター ボタンを指で「ピンッ!」と弾くだけでミラーアップ状態になるものもあります)


正面

右側

左側

背面

上面

底面

裏蓋内部

メモホルダーの形状と刻印(旧/新)

商標刻印(旧/新)

接続キャップ刻印(旧/新)

ブラックボディ


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