LX NiCdバッテリーパック改造[Page1]

ニッカドセルの換装及び乾電池化(&縦位置吊り金具)
  ・・・&クイックシュー縦位置補助グリップの作成

 今主流の大容量ニッケル水素やリチウムイオンとは違ってかなり昔に設計されたニッカドバッテリーですが、 電池には寿命があって長期の使用でメモリ効果や使用しなくてもセル自体の物性劣化でどんどん持たなく なってしまいます。(定期的に放電〜充電させるのが正しい使い方ですが)
 メーカーに修理に出しても結構かかってしまうと思われます(持っていった事無いので・・・)。セル のみ換装して貰えるのか代替品割引販売になるのか、どっちかなはずですがそこそこの出費が予想され、 さらに製造中止後何年後まで受け付けて貰えるのかが心配です。

 ニッカドのセルは秋葉原などのパーツ街で購入出来ますので形状・規格の合うものが見つかれば安価で 交換できるでしょう。・・・でもまた交換する時が来るんですよね・・・

 ニッカドバッテリーパックLXは公称14.4Vですがこれは電池が減ってきて電圧が低下した時に 安定して動く電圧だと思われます。実際に充電直後のバッテリーは17V後半のオープン電圧があり、 また、単三電池を12本使うバッテリーグリップは電池新品時18V。
 んー、18Vかぁ。丁度半分の9Vの電池がありますね。ラジコンやエレキギターのエフェクター等で 有名な「006P」と言われる電池が9Vで、しかもニッカドバッテリーパックに丁度2コ入りそうです。

 しかしながら私が持っている3台のモードラに付いているニッカドバッテリーLXはまだまだ使えるだけ の性能が残っていて今すぐ潰してしまうには勿体ありません。そこで、某ネットオークションにて逆オーク ションを実施。「ジャンク求む!」と出した結果5千円で譲ってくれる方が2人見つかってセルの死滅した バッテリーパックLXを入手出来ました。(ありがとうございました!!)

 この記事を執筆開始した時点では既に1台完成し、最近入手できた2コ目も同じ改造をしようと思い、 作業過程をなるべく詳細に紹介してみます。

 順に紹介してゆきますがその前に改造記事につきものの「お約束」を。
 改造はご自身の責任で行ってください。電源をいじりますので感電や火傷、火災に至る場合もありますが 当方は一切責任を持てません。また、改造行為後はメーカーの補償を受けらませんし(受けられないでしょう、 きっと)、無理に修理をお願いするのはナンセンスです。バッテリーパックの改造によってモータードラ イブLXやLX本体が故障する可能性や寿命を縮める原因にもなり得ますがその場合も修理依頼等でメーカー に迷惑をかけないようお願いします。(よく読んでませんが説明書に「分解するな」と記述されていると思い ます)

 では始めましょう。


 上部ネジを外すとさらにネジが沢山出てくるが外すのは6カ所。中央部の3本は三脚ネジ部への固定ですし 左側の接続端子の両脇は端子の固定に使われていますので外しません。


 シボ革が接着(というか両面テープ)されているので剥がし気味に開くとセルが現れます。縦位置レリーズ 兼スイッチのパネルが底部ケースにくっついてくると思いますが上部ケース側にくっつけておきます。


 セルを持ち上げるとベトベトに劣化したモルトが大量に付いてきます(;_;) セルに繋がっているケーブルを 切断して死滅したセルを除去します。セル換装の場合は新しいセルにハンダ付けして元に戻せば完了。(注意: リチャージャブルバッテリーは一般的に熱に弱いようなのでハンダゴテを長時間当てないようにして下さい。)


 とりあえずモルトでベトベトのケースをチリ紙でふき取っておきます。4〜5枚消費しますね(T_T) ケース 底部にも付いていますので丹念に。

 


 取りきれずにベトベト状態のままの場合にはチリ紙を貼り付けておきましょう。あまり厚くすると電池の収まり が厳しくなるので重ねすぎない程度に。

 


 006P用のスナップケーブルをハンダ付けします。絶縁するための熱収縮チューブを先に通しておいてから ハンダ付けしないと悲しい思いをします。

 


 熱収縮チューブを熱して(私の場合ライターを近づけちゃいます)縮めます。それでもチューブが太く余って しまう場合は熱いうちにペンチなどでグッと押さえつけて潰しておくと動いて通電面が露出するのを防げるので 安心。

 


 電池は直列に繋ぐので赤(+)と黒(−)の線を互いに繋ぎます。三脚固定金具の下をくぐらせてから ハンダ付け。熱収縮チューブで絶縁。これで電池を繋げばとりあえず使えるようになりますが交換時に分解しない といけないのは使いにくいため底部ケースを加工して分解せずに着脱出来るようにします。

 


 現物合わせでスミ打ちします(私の場合シャーペンで)。この時電池の端子部は無視して電池の四角い部分で合わせます。

 


 両面やっておくと加工時に楽です。ケース両端側にピッタリ電池が着くように配置し、中央部は電池スナップの 厚みでテンションを与えてピッタリ装着出来るような完成図をイメージしながら・・・難しいですね。とにかく 切りすぎてしまうと戻せませんので小さめに加工して現物合わせで広げていって下さい。ここからは根気の要る 作業です。

 

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