LX

PENTAX LX SPECIFICATION
形式 TTL自動露出式35ミリ一眼レフカメラ
レンズマウント ペンタックスKマウント
交換レンズ Kマウント用交換レンズ
ファインダー 交換可能(8種類)
ファインダー視野率 縦98%、横95%
ファインダー倍率 0.9倍(FA-1使用時、50mmレンズ∞)
フォーカシングスクリーン 交換可能(17種類+MX用も可)
シャッター チタン幕横走りフォーカルプレーンシャッター
シャッタースピード オート:無段階125秒〜1/2000秒、マニュアル:機械式B,X(1/75秒)〜1/2000秒、電子式4秒〜1/60秒
セルフタイマー 機械式約4秒〜10秒(始動はシャッターボタン)
ミラー、絞り機構 スイングバック式多層コート大型クイックリターンミラー、ミラーアップ、プレビュー機構、測光ミラー付き
シンクロ接点 FP、Xソケット(専用3芯ストロボ接点付き)
巻き上げレバー 巻き上げ角120度、予備角25度、分割巻き上げ可能、巻き上げ表示付き
フィルムカウンター 裏蓋連動自動復元順算式、赤表示0,20,24,36 巻き戻しに連動
フィルム巻き戻し 底部の巻き戻しボタン及び巻き戻しクランプによる(ワインダー/モータードライブでも可能)
露出計 IntegratedDirectMetering(IDM)式SPD、露出補正±3段,1/3ステップ 開放中央重点測光
電源 1.5V銀電池G-13型2個(LR44/SR44で代用可能)
サイズ 144.5(W) x 90.5(H) x 50(D) mm (FA−1装着ボディ)
重量 570g(FA−1装着ボディ)

 1980年発売、2001年生産終了。旭光学(現ペンタックス。以下略。)設立60周年を記念しアラビア文字の60を意味するLXという名称 が付いた名実ともにフラッグシップ最高機。防滴・防塵構造はOリングではなく組み上げ時に独立気泡型シリコン コーキングを流し込む職人技。氷点下20度だろうが問題なく動作し、ネイチャー派はもちろん天体写真家に 支持され続けている。
 ハイブリッドシャッターは高速側(1/2000)〜X(1/75)とBがメカニカルで低速が電子制御となっており、IDM というダイレクト測光は公称125秒までの長時間露出を可能としているが実際にはもっと長い時間露出出来る。
 ワインダー/モータードライブはもちろんの事、交換式ファインダーやファインダースクリーン、グリップなど アクセサリーが豊富であり旭光学が作り出した造語「システムカメラ」そのものと言える。

 限定記念モデルは4種類存在し、LXゴールド(1981年)、LXチタン(1994年)、LXLIMITED(1995年)、LX2000 (2000年) がある。ノーマルのLX自身も発売開始のごく初期に多くの改善が行われ、大きく分けて3種類、便宜上 当HPでは初期・前期・後期と分類するが各部形状が違うものが存在する。
 改造オプションも豊富で巻き上げレバーを一体成形の金属製スリムレバーに交換できたり、シャッターボタン周囲の 幅広指皿パーツ、シャッターダイアル/感度ダイアルのカラー化、裏蓋へのネーム彫刻、シボ革の張り替え、視度調整 レンズの範囲変更などかなり多かった。
 マウント部はステンレス製で加工が困難な反面丈夫で精度が良い。ステンレスを使用しているのはK2、K2DMD、 LXだけであり他の機種との差別化がされている。

追記:

・スローシャッター速度が??
 LXのダイレクト測光はファインダーを覗いているときはハーフミラーを仲介して測光、撮影時は高速側では シャッター幕のドットパターンの反射光を測光、低速側ではフィルム面の反射を測光しますのでフィルムを入れて いない状況では裏蓋の圧板自身の反射光を測光してしまうためAUTOでシャッターを切るとかなりずれた速度になり ます。フィルムを入れるときちんと動くはずなのでテスト用フィルムを1本用意して試してみましょう!

・巻き上げのフィーリングはフィルムを入れて!
 手巻きでカラシャッターを切るときの巻きあげ感触はフィルムを入れると別物になります。あれこれいじって 悦に入る時用にテスト用フィルムを1本用意しましょう。LXは巻き戻し時にもカウンターが連動するので完全に 巻き戻しきってしまってベロが中に入ってしまうのを防げます。万一、勢い余って中に入ってしまっても専用の ベロ出し器具を使ったり、フィルムの切れ端を僅かに湿らせて差し込めば出せますよ。


正面

右側

左側

背面

上面

底面

裏蓋内部


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